戦争をつくらないように
先日、ある生徒さんからこのような内容のお手紙をいただきました。
「ウソについて」の質問に対する、その返信です。
「ウソというものはものすごく悪いものだと思います。ウソでだまされた人がだましかえし、ウソというものが一つでもあれば、 どんどん病気のように広がっていくと思います。」
ウソが病気のように広がり、ウソで塗り固められた世界。
そのような世界には、住みたくありませんね。
ウソばかりついているこの国の大人たちに、このお子さんの言葉を聞かせてやりたくなりました。
私がこのお仕事を始めたのは、「戦争をつくらないようにするためにできることは何か?」と自分に問いかけた結果です。
戦争をつくらないようにするためには、「子どもたちに力をつけること」、それに尽きると思うのです。
気長なようですが、これ以外の道はないと思うのです。
子どもたちには、自分の眼で物事を見て、自分の頭で考え、自分の言葉で語る力を持つ、「生きていく力」を身につけてほしいと思っています。
去る14日の選挙の投票率の低さにはがっくりしました。
投票に参加する権利がない子どもたちから、「頼むよ、大人たち!!」と言われているような気がして、大雪だろうとなんだろうと投票に行こうと思い、行ってきました。
何か大切な事柄を選択・決定する際、次世代を担う子どもたちのことをまず考えるようにすれば、間違ったことをする確率は減るように思います。
(原田)